日本時間16日に行われたロシアワールドカップ決勝戦、フランス代表対クロアチア代表の一戦は4-2でフランスが勝利を収め、2度目のW杯優勝を決めた。
試合が動いたのは18分、アントワーヌ・グリーズマンがダイブ気味に倒れたところで笛が吹かれ、ゴール前でフランスがフリーキックを得ると、グリーズマンのキックをマリオ・マンジュキッチの頭に当たって、そのままゴールイン。フランスが先制に成功する。
一方クロアチアは28分、フリーキックからファーサイドに走り込んだシメ・ブルサリコが折り返し、マンジュキッチ、やドマゴイ・ビダがつないで、最後はイバン・ペリシッチが左足を振りぬき、1‐1に追いついた。
しかしその10分後、右からのコーナーキックを得たフランスがボールを入れると、これをペリシッチがハンド。VARの判定に寄り、PKが与えられ、これをグリーズマンが落ち着いて決めてフランスが2-1として試合を折り返した。
後半に入るとクロアチアがペースを握る。しかしゴールネットを揺らしたのはまたもやフランスだった。
59分、ポール・ポグバが鋭いスルーパスをキリアン・ムバッペに送ると、そのボールを中央に折り返す。こぼれ球に反応したポグバが左足でシュート。逆を突かれたダニエル・スバシッチは反応できず、ボールはゴールに吸い込まれた。
さらに65分、中央でボールを受けたムバッペが左足一閃。ゴール左隅にシュートを突き刺し、4-1とした。
それでもあきらめないクロアチアは69分にウーゴ・ロリスがミス。ボールをマンジュキッチに当ててしまいそのままゴールイン。
最後まで攻め続けたクロアチアだったが、試合はこのまま終了。フランスが20年ぶりの優勝を達成した。
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