クロアチア対フランスの決勝戦を残すのみになったロシアワールドカップ(W杯)は大成功を収めているようだ。ロシア地方組織委員(LOC)のチェアマンや局長がコメントを残している。15日、露メディア『イタルタス通信』が報じている。
LOCのアルカディ・ドボルコビッチチェアマンは「これまでに受け取ったフィードバックのほとんどは今大会が本当に成功したことを示している。LOCや数年にわたるすべての同僚も仕事が素晴らしい結果に値すると信じている」と語り、ロシアW杯が成功を収めたことを強調した。
またLOC局長のアレクシェイ・ソロキン氏は「1500万人以上が航空サービスを利用し、無料の電車は30万人以上が利用。特に外国人に重宝された」と交通インフラ面で成果が出たとコメント。また、「2014年のブラジルW杯よりも700万人以上の人々がW杯に訪れたと」し、前大会よりも成功したことを強調している。
ドボルコビッチ氏は今大会で作られた多くのサッカー関連施設にも期待を持っているようだ。「スポーツインフラに関してはスタジアムだけではなく、若手選手の育成のための拠点なども擁している。草の根的なスポーツの拠点となり、新たなクラブが創設されサッカースクールが発展し、100%が永久的に使用されるだろう」と、今大会で作られた様座な施設が長期的にロシアへ良い影響を与えるだろうとコメントしている。
数字面では大きな成功を収めたように見えるロシアW杯。これを契機にロシアが強豪国の仲間入りを果たす日は、そう遠くないのかもしれない。
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