レアル・マドリードは、バイエルン・ミュンヘンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを今夏にも復帰させることを検討しているようだ。13日にスペイン『マルカ』が報じた。
2014年にブラジルで開催されたFIFAワールドカップで彗星の如く現れたハメス・ロドリゲス。同大会での活躍のおかげもあって、大会終了の翌週にはモナコからレアル・マドリードへと移籍した。
移籍当初はチームの中心選手として活躍していたものの、ジネディーヌ・ジダン監督が率いるようになってからは出場機会が激減。結局、ハメスは昨夏にバイエルンへ2年間のレンタルで移籍した。
すると、眠っていた才能が再び開花した。ブンデスリーガで7ゴール11アシストと結果を残しただけではなく、バイエルンの史上初のリーグ6連覇にも大きく貢献。僅か1年でチームに欠かせない存在になり、クラブもレンタル期間終了後に買取オプションを行使したいとの考えを既に明らかにしている。
ただ、そんな同選手を親クラブであるレアルがレンタル期間を短縮して今夏にも復帰させようと検討しているようだ。ジダン監督の下では出番がなかったハメスだが、同監督が今季限りで退任。そして、来季から指揮をとるフレン・ロペテギ監督はハメスを重要な選手として位置付けているという。さらに、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと移籍したことも大きく関係しているという。
果たして、ハメスは来季どちらのチームでプレーしているのだろうか。去就に注目が集まる。
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