
日本時間12日にキックオフする準決勝第2戦、1966年ぶりの優勝を目指すイングランド代表。その中で、今大会でヒーローになった選手がいる。ハリー・マグワイアだ。レスター・シティで岡崎の同僚でもある彼は、準々決勝のスウェーデン戦で母国を28年ぶりの準決勝に導くゴールを記録した。そこで今回は、一躍時の人になったマグワイアのこれまでのキャリアを紹介する。

サッカー以前
マグワイアはサッカーを始める前、中学校でマラソンと円盤投げの選手として、地区の大会に出場していた。

プロデビュー
2011年にシェフィールド・ユナイテッドでプロデビューしたマグワイア。3シーズン目にはチームの中心選手として欠かせない存在に成長した。

ブレイクシーズン
2011/12シーズンのシェフィールド・ユナイテッドは、マグワイアの活躍もあり、14回のクリーンシートを達成し、3位でフィニッシュした。彼自身もチャンピオンシップの年間最優秀選手と、年間若手最優秀選手をダブル受賞した。

ハル・シティ
2014年にハル・シティに移籍し、3シーズンをタイガースで過ごした。

レスター・シティ
2017/18シーズンにレスター・シティに移籍すると、すべてのリーグ戦38試合に出場し、73%のタックル成功率を記録した。

攻撃でも
ディフェンダーながら攻撃面での貢献度も高いマグワイアは、昨シーズン2得点4アシストを記録した。

ハリー・“スラブヘッド”・マグワイア
監督は彼の積極的なプレーとロングボールやクロスボールへの強さを高く評価している。彼は同僚から「スラブヘッド(石頭のようなニュアンス)」と呼ばれている。

イングランド代表
2年前、彼はEUROをサポーターとして観戦していた。しかし今大会では準々決勝のスウェーデン戦で先制点をゲット。イングランドを1990年以来の準決勝進出に導いた。彼は9回中9回の空中戦で勝利し、6回のクリアを記録している。
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