ロシアW杯開幕前日にフレン・ロペテギ監督が解任され、フェルナンド・イエロ氏が暫定的に率いたスペイン代表は、ベスト16で開催国ロシアにPK戦の末に敗れ、大会から姿を消した。そんな同国代表は、イエロ氏を続投せず、代わりにかつてバルセロナで指揮を執ったルイス・エンリケ氏を招へいした。
そこで、スペイン『マルカ』が11日に、エンリケ氏が新監督に就任したことによって代表に復帰するかもしれない選手を8人挙げているので紹介したい。
フアン・マタ
2010年の南アフリカW杯や2012年にUEFA欧州選手権を制した現在30歳の同選手は、マンチェスター・ユナイテッドで活躍しているのにもかかわらず、3年間ほど代表から招集されていない。
ペドロ・ロドリゲス
ペドロは、スペイン代表をビセンテ・デル・ボスケ監督が率いていた時の中心的存在であり、マタと同様に2010年の南アフリカW杯や2012年にUEFA欧州選手権での優勝に大きく貢献した。ただ、最近はチェルシーで出場機会を十分に得られていないことが原因で、代表から遠ざかっている。
アンデル・エレーラ
プレミアリーグでプレーする中盤の選手の中で、傑出している1人である同選手だが、スペイン代表では地位を十分に確立できていない。
セルジ・ロベルト
現在26歳の同選手は、ルイス・エンリケ氏がバルセロナを率いていた際に飛躍的に成長した選手である。中盤だけでなく、サイドバックとしてもプレーすることができる柔軟さは、スペイン代表にもってこいだろう。
ハビ・マルティネス
2010年の南アフリカW杯や2012年にUEFA欧州選手権での優勝に貢献した同選手だが、残念なことにロペテギ監督の下では信頼を得ることができなかった。
マルク・バルトラ
レアル・ペティスで過ごした素晴らしい半年間を考えると、同選手はロシアW杯のメンバーに選ばれてもおかしくはなかった。ルイス・エンリケ新監督の下では今まで以上にチャンスがあるかもしれない。
ルイス・アルベルト
ラツィオでプレーする同選手は、スペイン代表では僅かに1試合しか出場していない。昨季のセリエAでの目を見張るような活躍(34試合で11ゴール14アシスト)を考えれば、もっと代表でチャンスを与えられてもおかしくはないだろう。
ホセ・カジェホン
昨季ナポリで10ゴール10アシストを記録した同選手は、セリエAでも有数の活躍しているプレーヤーである。ただ、代表でポジションを確保するまでには至っておらず、実は同選手は今まで一度も大会に出場したことがない。
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