ロシアワールドカップをベスト16で終え、何人かの選手が引退を発表。その中には3大会連続でキャプテンを務めた長谷部誠もいた。現在空席となっているキャプテンは、4年後のW杯では誰が務めるのだろうか。その前に2019年に行われるAFCアジアカップでは誰がキャプテンを務めるのだろうか。そこで今回は、フットボール・トライブ・ジャパンが独断で選出した11人の候補者を紹介する。
吉田麻也
2大会連続でW杯に出場し、ディフェンスラインのリーダーとしてチームを支えた吉田。プレミアリーグでの経験も豊富で、日本代表の中でも屈指の実績を持つ。長谷部の代引退について聞かれたときに流した涙が印象的。
昌子源
バヒド・ハリルホジッチ政権でも、西野朗政権でも信頼を勝ち取った鹿島アントラーズのリーダー。今回のW杯での悔しい経験を糧に、さらなる成長を見せてくれるはずだ。
大迫勇也
コロンビア、セネガル、ポーランド、ベルギーの強力なセンターバックを相手に互角以上のパフォーマンスを披露した大迫は、ブレーメンへの移籍が決まっていなければ、この夏の移籍市場をにぎわす存在になっていたかもしれない。
柴崎岳
文字通り司令塔としてチームを操った柴崎はすでに移籍のうわさが絶えない。また、今大会では長谷部の隣でプレーし、キャプテンの姿勢を最も近くで見ている存在でもある。
遠藤航
出場機会こそなかったものの、ロシアW杯での経験は彼にとってかけがえのないものになったはずだ。ロンドンオリンピック代表のキャプテンは、将来的にA代表でもアームバンドを巻く存在に成長するかもしれない。
井手口陽介
最終メンバーには選ばれなかったものの、サポートメンバーとして今大会に帯同した井手口。2010年の大会で香川真司がそうであったように、この悔しさをバネに今シーズンは躍進してほしい。
宇佐美貴史
日本サッカー史上稀に見る才能として、バイエルン・ミュヘンでもプレーした男は伸び悩んでいる。自身初出場となった今回のW杯でもインパクトは残せず。そろそろ日本代表のエースにならなければいけない年齢にさしかかってきている。
中村航輔
川島永嗣の牙城を崩せなかった柏レイソルの守護神は、先輩の背中を見て多くを学んだことだろう。間違いなく次世代の守護神候補者のひとりだ。
酒井宏樹
インターナショナルレベルのパフォーマンスを披露した酒井は、なぜ強豪マルセイユで絶対的な信頼を勝ち得ているのかをこの大会でも証明した。パーソナリティの部分でキャプテンタイプではないかもしれないが、日本において彼のプレーが圧倒的であることに疑いはない。
植田直通
昌子とともにアントラーズを支えるセンターバックは、年齢的にもこれからの成長が楽しみな選手のひとりだ。彼がクラブで見せているようなキャプテンシーを、代表でも見せてほしい。
武藤嘉紀
ポーランド戦で出場も結果を残せず大会後にした武藤。ドイツでさらに活躍し、代表でも岡崎慎司のように得点を量産するストライカーに進化してほしい存在だ。
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