ロシアワールドカップ(W杯)も決勝トーナメント2日目に突入した。日本時間7月1日23時から決勝トーナメント1回戦スペイン代表対ロシア代表、7月2日3時からクロアチア代表対デンマーク代表が行われる。2試合に先立って欠場選手の状況、注目ポイントをご紹介したい。
スペイン代表
怪我人:なし
出場停止:なし
前日練習でGKぺぺ・レイナと衝突し、足首を怪我したジェラール・ピケだが、ロシア戦は出場できる見込みであると報じられている。
ロシア代表
怪我人:アラン・ジャゴエフ
出場停止:イーゴリ・スモルニコフ
グループステージでアラン・ジャゴエフがハムストリングを負傷。最終節ウルグアイ戦でイーゴリ・スモルニコフがレッドカードで出場停止だ。スペイン代表相手にジャイアントキリングを狙う。
スペイン代表vsロシア代表
注目ポイント
1.セルヒオ・ラモスとジェラール・ピケの復活
大会屈指のネームバリューを誇る2CBだが、ここまでミスが目立つ不安定なパフォーマンス。優勝を目指すためには守備陣の完全復活が必要だ。
2.ロシアのカウンター攻撃
スペイン代表の圧倒的なボールポゼッションが予想されるため、ロシア代表はカウンター攻撃に活路を見出すことになるだろう。鍵を握るのは両翼デニス・チェリシェフとサメドフ(アレクサンドル・ゴロビン)のスプリントだ。守備のタスクをこなしながら、攻撃で勇気を持って前へ出ていけるかが勝負の分かれ目となるだろう。
クロアチア代表
怪我人:なし
出場停止:なし
代表追放のニコラ・カリニッチ以外、怪我人の情報は特になく、出場停止もない万全の状態でグループステージを突破した。
デンマーク代表
怪我人:なし
出場停止:なし
代表追放のニコラ・カリニッチ以外、怪我人の情報は特になく、出場停止もない万全の状態でグループステージを突破した。
クロアチア代表vsデンマーク代表
注目ポイント
1.偉大なモドリッチ
グループステージを3戦全勝で勝ち上がったクロアチア代表。縦横無尽にピッチ上を支配するルカ・モドリッチのコンディションは極めて良好だ。ペリシッチらが繰り出すサイドアタックも強力で、デンマーク代表としてはボールの奪取ポイントを設定するのが非常に難しいだろう。チーム全体でコンパクトな陣形を保ちつつ、カウンターを狙いたい。
2.鍵を握るセットプレー
デンマーク代表のセットプレーはクロアチア代表にとって脅威となるだろう。190cmのケアー、192cmのダルスゴーア、193cmのポウルセン、194cmのヨルゲンセンと190cm以上が先発選手で4名以上。セットプレーでは必ずミスマッチが生まれるだろう。さらにキッカーは世界最高峰のキック精度を誇るクリスティアン・エリクセンだ。無駄なファウル、コーナーキックを避けるのが得策だろう。
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