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主力温存で敗北のイングランド指揮官が正当性主張「重要なのは決勝T」

 日本時間29日に行われたロシアW杯グループステージ第3戦、ベルギー代表戦に0-1で敗れたイングランド代表のガレス・サウスゲート監督が試合後、主力を温存した選手起用の正当性を主張した。29日、英『スカイスポーツ』が報じた。

 2連勝でグループステージ突破を既に決めていたイングランドはベルギー戦に先発メンバーを8人入れ替えて臨み、アドナン・ヤヌザイのゴールにより0-1で敗れた。この結果、ベスト16ではコロンビア代表と対戦することが決定している。

 サウスゲート監督は試合後「監督はチームにとって、そしてメインの目標のために正しい決断をしないといけないんだ」と述べ、自身の選択が間違っていなかったことを強調した。

「こうした選択は時に批判されるし、それは理解している」

「もしハリー・ケインを10分間使って足首にタックルでも食らって負傷していたら、それは馬鹿げたことだ。最も重要なのは決勝トーナメントだということを、全員が理解している」

 また指揮官は主力選手を休ませることだけでなく、控えのメンバーが試合を経験しておくことが重要だったとしている。

「20人のフィールドプレーヤーがW杯のピッチに立ったことは、今後数週間の我々の合宿の雰囲気にとって非常に重要だ。今夜ほかの選手を使うことで試合はもう少しうまく行ったかもしれないが、それでも同点に追いつくチャンスはあった」