日本時間28日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ第3節、韓国代表対ドイツ代表の一戦は2‐0で韓国が勝利を収めた。
決勝トーナメント進出へほんのわずかな可能性を残す韓国は勝利が絶対条件。対するドイツは第2戦で劇的ゴールによって勝利を収めたことで、自力での決勝トーナメント進出の可能性も残す。
試合の主導権を握ったのはドイツ。トニ・クロースを中心にパスを回しながらジリジリと韓国ゴールに迫りながら、クロスボールなどで多くのチャンスを創り出す。
エースのソン・フンミンが何度かチャンスを迎えたもののシュートが枠に入らない。チョン・ウヨンが放った無回転のフリーキックがマヌエル・ノイアーを襲うシーンもあったが、それもあと一歩届かなかった。
後半開始から攻めに転じた韓国は、カウンターから何度かチャンスを迎える。前がかりになったドイツを相手に数的有利で攻め立てる場面がありながらも、決定機を活かすことができない。
得点が欲しいドイツはマリオ・ゴメスとトーマス・ミュラーを立て続けに投入して、アタッカーの枚数を増やす。
再三攻め立てながらもファイナルサードでの工夫に乏しいドイツは、反対にコーナーキックからまさかの失点。キム・ヨングォンがこぼれ球を押し込んで韓国が後半アディッショナルタイムに先制した。
最後まで攻め続けたドイツだったが、ノイアーまで攻撃に参加した後にボールを奪われ、ソン・フンミンにダメ押しゴールを決められて2-0に。試合はこのまま終了。前回王者のドイツがグループステージで姿を消した。
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