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アルゼンチン劇的勝利の立役者メッシ、試合後に「安心した」

 バルセロナのFWリオネル・メッシを擁するアルゼンチンは26日に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループリーグ最終節でナイジェリアを2-1で下し、決勝トーナメント行きの切符を掴み取った。試合後、メッシが自身の思いについて語ったようだ。イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。

 決勝トーナメント進出のためには勝利が絶対条件だったアルゼンチンは、前半14分にセビージャのMFエベル・バネガの浮き球のスルーパスに抜け出したメッシが右足を振り抜き先制。一度はチェルシーのFWビクター・モーゼスにペナルティキックを決められ同点とされたが、86分にはマンチェスター・ユナイテッドのDFマルコス・ロホが見事なボレーを決めて逆転に成功。グループ2位通過で勝ち抜けが決まった。

 試合後、先制点を挙げたメッシは「とても難しい試合だった。敗退の危機だったからね」とコメント。また「こんなにも苦しむとは思っていなかったよ。僕らには勝ち抜けられるという自信があったからね。幸運にもそれが達成できてよかったよ」と続け安堵の表情を浮かべた。

 大会前には優勝候補の一角として見られていたアルゼンチン。果たして決勝トーナメントでも勝ち進むことができるのだろうか。同国代表は30日、C組1位のフランスと対戦する。