代表チーム コロンビア代表

ポーランド戦快勝のコロンビア、指揮官が日本戦一発レッドの選手気遣う

 コロンビア代表率いるホセ・ペケルマン監督はポーランド戦勝利後にインタビューにてワールドカップ・ロシア大会・グループステージ初戦の日本戦で開始早々にレッドカードを提示され退場処分を受けたエスパニョールのMFカルロス・サンチェスを気遣うコメントを残したようだ。25日、アルゼンチンメディア『Ole』がこれを伝えている。

 コロンビアは日本時間19日晩に行われたW杯初戦の日本戦で、カルロス・サンチェスが前半3分にボルシア・ドルトムントのFW香川真司のシュートをペナルティエリア内で手で止めたとして退場処分に遭ったこともあり、1-2でまさかの黒星を喫している。しかし日本時間25日未明に行われたポーランド戦では前半途中かペースを握ると、モナコのFWラダメル・ファルカオのゴールを含む3得点で勝利している。

 試合後、ペケルマン監督は「この勝利はカルロス・サンチェスに捧げる。彼はここ数日間非常に厳しい状況だった。我々は彼とこの勝利を分かち合いたい」と周囲から批判を浴びている同選手に対する気遣いを見せると、「我々は(サンチェスに対する脅迫について)情報を得ているが、私からは何も話せない。彼は非常にショックを受けている。我々はフットボールには様々なことが起こることを理解している」とコメント。チーム全体でサポートする姿勢を鮮明にしている。

 なおコロンビアは日本時間28日晩にグループステージ突破をかけてセネガルと対戦する。果たしてこの一戦でも日本戦で背負った“ハンデ”を力に変えることはできるのだろうか。