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ドイツを逆転劇に導いた名将。ヨアヒム・レーブについて知っておきたい7つのこと

スウェーデンに先制を許し、前回王者のロシアワールドカップ、グループステージ敗退が目前にまで迫った。しかし、ドイツ代表監督のヨアヒム・レーブ氏は試合終了間際に逆転に成功し決勝トーナメントに大きく近づく勝利を手にした。今回はそんなレーブ監督について知っておきたい7つのことをご紹介する。


1.元“スター選手”ではない現代的監督

所属クラブ:
フライブルグ:1978-1980
シュトゥットガルト:1980-1981
フランクフルト:1981-1982
フライブルグ:1982-1984
カールスルーエ:1984-1985
フライブルグ:1985-1989
シャウハウゼン:1989-1992
ヴィンタートゥール:1992-1994
フラウエンフェルト:1994-1995

 ヨアヒム・レーブ監督はいわゆる“スター選手”上がりの監督ではない。現役時代はキャリアの3分の2以上をブンデスリーガ2部で過ごしている。


2.意外と長い? 10年間の下積み時代

2006年にドイツ代表アシスタントコーチ時代に注目を集めたレーブ監督だが、当時既に監督キャリアを10年間積んでいた。1994年にフラウエンフェルトで選手兼コーチとして監督業をスタート。1996/1997シーズンにシュトゥットガルトにてDFBポカール優勝を経験している。その後、フェネルバフチェやカールスルーエSCといったクラブで指揮を執るも長期政権は築けず、2004年にユルゲン・クリンスマン監督の右腕としてドイツ代表ヘッドコーチに就任。一躍注目を浴びることとなる。


3.優勝にあと一歩で届かなかった3大会

レーブが率いたドイツ代表はEURO2008の決勝でスペイン代表に敗れ、2010W杯も準決勝でスペインに敗れた。続く、EURO2012でも準決勝でイタリアに敗れている。


4.2014年ワールドカップで悲願の優勝を達成

あと一歩でタイトルを逃したEURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012を経て、レーブ監督は2014年ワールドカップで悲願の優勝を達成する。強豪を倒して勝ち進み、迎えた決勝はアルゼンチンとの戦い。90分では決着がつかず勝負は延長線に持ち込む。113分にマリオ・ゲッツェのゴールでドイツが1-0で勝利し、24年ぶり4回目のW杯優勝に輝いた。


5.スピード違反癖

紳士的な佇まいが印象的なレーブ監督だが、意外にもスピード狂の一面を持っている。2006年と2014年のそれぞれW杯イヤーにスピード違反と運転中の携帯電話の使用で免許停止処分を受けている。2014年に至っては大会期間中に免許停止処分となり、電車移動を強いられた。


6.世界で一躍時の人となった“不潔癖”

端正な顔立ちとエレガントな雰囲気から人気を博したレーブ氏だが、その後“不潔癖”でサッカーファンから注目を浴びることとなる。発端は2010年ワールドカップ。試合中に鼻をほじり、あろうことか鼻くそを食してしまったことが確認され話題を呼ぶ。その後も陰部に手を入れる姿など、化粧品ブランド「NIVEA MEN」ではキャンペーンモデルも務めているレーブ監督としては悪いイメージがついてしまった。


7.ドイツ代表での戦績

試合数:164試合
勝利:109試合
引き分け:29試合
敗北:26試合
得点:399
失点:158
平均勝ち点:2.17
獲得タイトル:2014年ワールドカップ


名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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