ワールドカップ

ゴール後も油断大敵!意外と知らないサッカーのルール

 日本時間16日に行われたロシアワールドカップグループステージ、グループBのポルトガル代表対スペイン代表戦でクリスティアーノ・ロナウドが88分に決めたゴール後にDFホセ・フォンテがチームが喜ぶ輪に入らず敵陣に居続けるシーンがあった。

 

 なぜ、フォンテが近寄らなかったのか。それはキックオフのリスタートを防ぐためだ。FIFAの規定を返すと、フィールド内の10人のうちの1人が相手チームの陣内にいる場合はすぐにキックオフをしてゲームをリスタートすることはできないため、一人の選手が敵陣ピッチに残らなくてはいけないのだ。

 またこの試合以外にもイングランド代表対チュニジアの代表の試合でハリー・ケインの決勝ゴールの時、キリアン・トリッピアーがピッチに残るなどそのほかの代表チームでも確認することができた。

 今大会でキックオフのリスタートによる得点はまだないが、喜びすぎには注意が必要だ。