元コロンビア代表GKレネ・イギータ氏が19日、ワールドカップロシア大会・グループステージ日本代表対コロンビア代表戦のスタジオゲストとして、ドイツ公共放送『ZDF』に登場した。
かつてエビぞりのジャンプでボールをクリアするなど奇抜なプレースタイルで知られたイギータ氏は、現役時代から変わらない長い巻き毛の風貌で、ドイツ代表の前回W杯優勝メンバーであるクリストフ・クラマー(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)とともに試合を解説した。
イギータ氏は試合前に「日本は素早さがあり、難しいチーム」としながらも2-1でコロンビアの勝利を予想したが、試合は開始直後にコロンビアMFカルロス・サンチェスが退場する予想外の展開となる。
このシーンについてクラマーは「一瞬の出来事で、アドレナリンも出ている」として、腕を使ってボールをブロックし「悪夢のようなスタート」を切ったコロンビア代表のサンチェスに同情的な意見を述べた。
一方のイギータ氏は1-1で迎えたハーフタイムに、日本の失点シーンについて「止めるのは難しい。あのように近い距離で、予想外のキックが来た。非常にクレバーなシュートだった」と述べ、日本代表GK川島永嗣を擁護している。
しかしコロンビアが1-2で敗れた試合後には失望を隠せず「(今日のパフォーマンスは)私の知っているコロンビア代表ではなかった。誰も予想していなかった結果だ」と語った。
「いい選手は揃っている」とチームのポテンシャルを評価しつつ今後の試合に向けて改善を期待したイギータ氏の声に、コロンビア代表はグループリーグの残り2試合で応えることができるのだろうか。
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