代表チーム ワールドカップ

日本初戦に勝利!コロンビアとの激戦を大迫弾で制す

 19日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ、グループHのコロンビア代表対日本代表の一戦は2‐1で日本が勝利を収めた。

 日本にとって今大会の初戦となったこの試合、先発には香川真司と昌子源、柴崎岳が名を連ね、負傷から復帰した乾貴士も左サイドでスタートから出場した。対するコロンビアはハメス・ロドリゲスが先発から外れた。

 試合を最初に動かしたのは日本。3分、コロンビアディフェンスの裏をとった大迫勇也が相手との競り合いに勝ち、シュート。こぼれ球を香川真司が詰めると、それをカルロス・サンチェスが腕でブロック。退場処分となりPKを獲得した。このPKを香川がしっかり決めて幸先よく先制に成功する。

 10人になったコロンビアは、ラダメル・ファルカオを中心に日本ゴールに迫るが数的有利となった日本が効果的にボールを保持し、コロンビアのカウンターを防ぐ。

 31分にはフアン・クアドラードを下げてウィルマル・バリオスを入れ、中央の守備を強化したコロンビアは、39分にペナルティエリア右外からフリーキックを得る。これを左利きのフアン・キンテーロが壁の下を通して直接ゴールに決めた。

 試合は後半に入り、コロンビアは59分にハメスを投入しボールを保持しようと試みる。

 日本は70分に香川に代えて本田を投入した。そして73分、右サイドの崩しから酒井宏樹が決定的なシュートを打つも弾かれてコーナーキックに。本田が蹴ったボールを大迫が頭で合わせ、再び日本が勝ち越しに成功する。

コロンビアも10人ながら攻めに出るも最後まで日本ゴールを破ることができず、試合はこのまま終了。日本がW杯初戦を勝利で飾った。