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イタリアサッカー界屈指の“名将”カペッロが選ぶベストイレブンは?

イタリアサッカー界にとどまらず世界でも有数の指揮官であるファビオ・カペッロ。ローマ、ユベントス、ミラン、さらにはレアル・マドリードなど選手としても監督としてもビッグクラブを渡り歩いてきたこの名将が自らの経験をもとにベストイレブンを組んだようだ。今回はこのカペッロのベストイレブンを本人のコメントとともに紹介する。


GK:ジャンルイジ・ブッフォン

クラブ:ユベントス

「ここ15年において最も優れた守護神だ。彼はワールドカップをはじめ数々のタイトルを手にしている」


LB:ロベルト・カルロス

クラブ:レアル・マドリード

「私がレアル・マドリードの監督を務めている時に彼を連れてきた。わずか12時間以内で合意に至ったよ。私の中で印象的な出来事だった」


CB:フランコ・バレージ

クラブ:ミラン

「彼はディフェンスラインにおけるドライバーのような存在だった。足が速く、当たり強く、そして非常に戦術理解度に優れていたよ」


CB:パオロ・マルディーニ

クラブ:ミラン

「下部組織時代から私と一緒に過ごした。ミランで華々しいキャリアを送ったし、我々は全てのタイトルを勝ち取った」


RB:カフー

クラブ:ローマ

「果敢に前へ駆け上がる彼だが、ディフェンダーとして非常に優れた選手だ。ブッフォンのような世界チャンピオンだし、私は彼のことが好きだよ」


DMF:フェルナンド・レドンド

クラブ:ミラン

「全ての指揮官が好むような選手だった。非常にプロフェッショナルな選手だったよ」


CMF:フランク・ライカールト

クラブ:ミラン

「レドンドの次に評価するのがライカールトだ。彼もレドンドと同じくらい非常に重要な選手だ。多分彼は前目のポジションの方が良いだろう」


AMF:ルート・フリット

クラブ:ミラン

「フリットはより長い時間を私と過ごした。私にとって非常に重要な存在だったよ」


LWG:ラウール・ゴンザレス

クラブ:レアル・マドリード

「ファンを魅了する選手であると同時に、そのような人間でもあり、そして彼のいるグループ(チーム)もそうであった」


RWG:デヤン・サビチェビッチ

クラブ:ミラン

「とても魅力的な想像力を備えた選手のひとりだ。間違いなく私にとって最も重要な選手のうちのひとりだ」


CF:マルコ・ファン・バステン

クラブ:ミラン

「選手として本当の強さを兼ね備えているし、監督としても同様だ。非常にプロフェッショナル精神の優れた選手だよ」


サブ ― CF:ロナウド

クラブ:レアル・マドリード

「ロナウドは私とそこまで多くの時間を一緒にプレーすることは無かった。しかし私はこの偉大なプレーヤーを選ばなければならなかった」


サブ ― CF:フランチェスコ・トッティ

クラブ:ローマ

「(様々なポジションで)彼は(私の選ぶベスト11で)プレー可能だ。彼をここに入れる必要がある」


ファビオ・カペッロ氏が選出したベストⅪ