日本代表とワールドカップ・ロシア大会・グループステージで相対するセネガル代表のアリュー・シセ監督は日本時間19日深夜に行われるW杯初戦・ポーランド戦の前日記者会見でこの大会にかける意気込みを口にしているようだ。19日、アメリカメディア『Chicago Tribune』がこれを伝えている。
セネガルはリバプールのFWサディオ・マネやモナコのFWケイタ・バルデ、ナポリのDFカリドゥ・クリバリなど多くのタレントを抱えており、多くの海外メディアの予想ではポーランドとグループステージ突破をかけた争いを繰り広げる可能性が高いと伝えられている。このアフリカの強豪国を率いるシセ監督は前日記者会見にて「欧州の様々な国々、それも有名なクラブでアフリカ人選手が多くプレーしている。今、アフリカ大陸ではフットボールがより発展するためにもアフリカ人の監督が必要だ」と語っている。
また同監督は続けて「私は今大会で唯一の黒人の監督である。これは紛れもない事実だ。しかしそんな私について周囲では様々な議論を行われている。私はフットボールが万国共通であり、開かれたスポーツだと考えている。この世界で肌の色なんて全く重要ではない」とコメント。ワールドカップにおいて人種差別が存在しないことを強調している。
なおセネガル代表は初戦でポーランドと対戦した後、日本時間25日深夜に日本代表と、そして28日には強豪・コロンビアとの一戦を控えている。果たしてシセ監督はアフリカを代表する指揮官として、このロシアの地で自らの手腕を発揮することができるのだろうか。
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