
大会:ロシアワールドカップ
カード:ペルー対デンマーク
スコア:0-1
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審

ペルーMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):パオロ・ゲレーロ
62分から出場したにもかかわらず、圧倒的な存在感でペルーの攻撃をリード。完全にペースを引き寄せて幾度となくチャンスを作った。頼れるキャプテンの存在はこのチームには必要不可欠だ。

ペルーTHW(ザ・ハード・ワーカー):クリスティアン・クエバ
痛恨のPK失敗があったものの前後半を通じて、その俊敏性と細かいボール扱いの上手さを武器にデンマークディフェンスの脅威になり続けた。試合後には涙を流す姿が観られたが、決して恥ずべきパフォーマンスではなかった。

ペルーMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ジェフェルソン・ファルファン
失望と言うのは少し酷だが、数多くのチャンスを逃したことは事実。攻守にハードワークしていたが、このチームのエースとして得点を決めなければいけなかった。

デンマークMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):カスパー・シュマイケル
チームを救う好セーブを連発。セットプレーなどの対応も安定感抜群でクリーンシートを達成した。

デンマークTHW(ザ・ハード・ワーカー):ユスフ・ポウルセン
攻守にわたって献身的に走り、カウンターの起点など多くの仕事を果たした。PKの献上はあったが、シュマイケルに救われゴールという形で恩返し。

デンマークMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし

ペルー監督:リカルド・ガレカ
4‐4‐2のゾーンブロックを自陣に敷いて、ボールを奪ってからは手数の少ないカウンターで仕留める形を狙いとして持っていた。試合の序盤はそれが機能してデンマークの守備を揺さぶることに成功したが、足の止まった後半に一瞬のスキを突かれて、反対にカウンターから失点した。チャンス自体の数はペルーの方が多く、スピード豊かでテクニックに優れたウィンガーを中心としたサイドの崩しは見ごたえがあった。ゲレーロ投入からは完全に試合を支配し何度もデンマークのゴールに迫ったが、最後まで得点を奪うことができず初戦を落とした。ポジティブな材料も多くあっただけに悔しい敗戦。

デンマーク監督:オーゲ・ハレイデ
4-2-3-1を採用し、エリクセンとポウルセンの両立が難しい試合ではあったが先制点は、その2人の良さが存分に出た形。攻撃時の3バックはペルーに数的同数を作られたが、3列目以降の動きでカバー。前線のヨルゲンセンが左右に流れてボールを収めてくれたことも大きい。ペルーがゲレーロを投入してからはサイドをうまく使われたが、出場国中屈指の守備組織で何とか無失点に収めた。

主審:バカリ・ガッサマ
VARになれてなさそうな場面もあったが、全体としてミスジャッジもなかった。流すべきプレーヤそうではないプレーなどの判断も良かった。


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