ワールドカップ

W杯初出場の小国アイスランド、アルゼンチン戦で人口の9%が現地観戦

 ワールドカップ・ロシア大会のアルゼンチン対アイスランドが日本時間16日晩に行われているが、なんと試合会場のスパルタク・スタジアムに訪れているアイスランドサポーターは国全体の人口のおよそ9%にものぼっているようだ。

 アイスランドの人口は2016年時点でおよそ33万4000人であり、W杯史上“最少”国となっているが、念願のW杯出場を果たした今大会のグループステージ初戦となったアルゼンチン戦にはなんと3万人のファンが訪れており、声援を送っているようだ。この「9%」を日本の人口に換算すると、現在の日本の人口1億2700万人のうち9%に当たる約1411万人がスタジアムを訪れることとなり、アイスランド国内がどれほど、このフットボールの祭典に熱狂しているのかが感じ取れるだろう。

 なおアイスランドは今大会の欧州予選でクロアチアやウクライナなどの強豪国を退けてグループ首位通過を果たすなど、サプライズを演出しファンから注目を集めた。そのアイスランドはアルゼンチン戦を終えると、この後はナイジェリア、クロアチアと対戦する。