大会:ロシアワールドカップ
カード:モロッコ代表対イラン代表
対象チーム:モロッコ代表
スコア:0‐1
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。
ムニル・モハンド・モハメディ
採点:6.5
拮抗した展開で彼の出番は少なったが、前半にあった1対1の局面で素晴らしいセーブを2連発で見せた。失点シーンはノーチャンス。
ノルディン・アムラバト
採点:6.5
右サイドバックとして出場して、果敢な攻め上がりで攻撃に厚みをもたらした。無念にも脳震とうと思われる症状に寄り、途中交代。結果的に彼と交代で入った弟のソフィアン・アムラバトがファウルを犯し、それが決勝点につながってしまった。
メディ・ベナティア
採点:6.5
前後半を通じて安定したパフォーマンスを好守に披露。空中戦で強さを発揮し、ディフェンスのリーダーとして最後の最後までイランのチャンスを最小限に抑えた。終盤にミスがあったが彼のパフォーマンスレベルは高かった。
ロマン・サイス
採点:6.0
前半にカウンターからチャンスを許したが、それ以外の場面ではミスらしいミスもなく、空中戦でもベナティアとともに強さを発揮した。攻撃面でもビルドアップでチームを助けた。
アクラフ・ハキミ
採点:6.5
右利きながら左サイドバックとして出場し、好守に運動量豊富にサイドを上下した。クロスボールでチャンスを演出する場面もあり、効果的な活躍だった。
ムバレク・ブスファ
採点:6.0
抜群の運動量でボール奪取に奔走し、ベランダやツイェクとポジションを入れ替えながら中盤の新陳代謝を高めた。エル・アマディとの補完性も高く、基本的には終始ピッチの中央を支配していた。
カリム・エル・アマディ
採点:6.5
抜群のバランス感覚でカウンターの芽を摘み、イランのボールポゼッションをチームメイトと連携してサイドに追い込み、そこで狙い通りにボールを奪っていた。イエローカードを受けたものの、その後も臆することなくタックルし続けた。
ハキム・ツィエク
採点:6.5
モロッコのエースはこの試合でも輝きを放つ場面を作り、自ら惜しいシュートを放ちイランを脅かし続けた。左足でボールを持った時の煌めきは特別なものだった。
ユネス・ベランダ
採点:5.5
トップ下でツィエクとともに攻撃を牽引することを期待されたが、思ったような活躍ができず。前線からのプレッシングなど守備面での貢献度が高く、決して悪いパフォーマンスではなかったが、攻撃面でもの足りなかったのは事実。
アミーヌ・アリ
採点:6.5
特徴的な、獲られそうで獲られないドリブルでイランディフェンスを何度か切り裂いた。左サイドでのハキミとの連携も良く、攻撃面で違いを生んでいた。
アユブ・エル・カービ
採点:5.0
交代でピッチを退くまでイランディフェンスにプレスをかけ続け、ビルドアップを困難にした。しかし肝心の攻撃面で効果的な働きができず、ゴール前でチャンスに絡むことが少なかった。
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