ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

レバンドフスキ、バイエルン会長が262億円でも放出拒否の姿勢崩さず

 バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長はポーランド代表のFWロベルト・レバンドフスキを放出しない意向を改めて示しているようだ。11日、イギリスメディア『sportskeeda』がこれを伝えている。

 クラブとの契約を2021年まで残しているレバンドフスキの去就を巡っては、チェルシーやレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンなどメガクラブへの移籍の噂が取りざたされている。また先週には同選手の代理人を務めているピニ・ザハビ氏が「ロベルトは環境を変え、自身のキャリアにおいて新たな挑戦をしたいと感じている」とレバンドフスキが移籍を志願していることを公言しており、バイエルン退団の可能性が大いに高まっている。

 一方バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は5月上旬に「我々は彼との契約がまだまだ残っているということを嬉しく思っている。何も心配することはない。来シーズンもバイエルンでプレーする」と同選手の引き留めに自信を示していた。

 また同選手には2億ユーロ(約262億円)という値札が付けられているものと伝えられているが、ヘーネス会長は「2億ユーロという値段はナンセンスだ。ロベルトはマーケットに出ていないし、来季も我々とともに仕事する」とレバンドフスキの放出を完全否定している。

 ワールドカップ・ロシア大会でも活躍が期待されるレバンドフスキだが、自身の去就問題については少し神経を尖らせることになるかもしれない。