ロシアワールドカップ開幕戦まで残り4日に迫った。独特の緊張感が漂うワールドカップではベテランの経験値が鍵を握るだろう。そこで今回は、ワールドカップで活躍したベテラン選手を特集したい。
オリバー・カーン
大会:2002年日韓大会
代表:ドイツ
当時:33歳
33歳で迎えたドイツ代表の守護神は決勝までわずか1失点と圧倒的なパフォーマンスを見せた。しかし、決勝戦ではブラジル代表FWロナウドに2得点を許して、準優勝となった。
カフー
大会:2002年日韓大会
代表:ブラジル
当時:32歳
ブラジル代表の伝説的右サイドバックだ。32歳のベテランとして日韓ワールドカップ優勝に導いた。
イェンス・レーマン
大会:2006年ドイツ大会
代表:ドイツ
当時:37歳
レーマンは母国開催となった2006年ワールドカップでヒーローとなった。PK戦にもつれ込んだ準々決勝アルゼンチン戦で2度のビックセーブ。同大会での3位躍進に大きく貢献した。
ジネディーヌ・ジダン
大会:2006年ドイツ大会
代表:フランス
当時:34歳
自身最後のワールドカップとなった2006年ドイツ大会。大会MVPに選ばれるなどチームを決勝進出に導く圧倒的な存在感を発揮。しかし、決勝戦でイタリア代表DFマテラッツィに頭突きし、現役最後の試合で一発退場となってしまった。
カルレス・プジョル
大会:2010年南アフリカ大会
代表:スペイン
当時:32歳
チームの精神的支柱としてDFラインを引き締め、準決勝ドイツ戦では値千金の決勝ゴールを沈めた。欧州選手権(EURO2008)との連続優勝を果たしている。
ディエゴ・フォルラン
大会:2010年南アフリカ大会
代表:ウルグアイ
当時:31歳
ウルグアイ代表の4位躍進に大きく貢献。5ゴールを決め、南アフリカ大会の得点王に輝いている。
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト
大会:2010年南アフリカ大会
代表:オランダ
当時:35歳
キャプテンとして現役最後の大会に挑んだ。左サイドバックの絶対的なレギュラーとしてチームの決勝進出に貢献。準決勝のウルグアイ戦では40m越えの強烈なロングシュートをゴールネットに沈めた。
ミロスラフ・クローゼ
大会:2010年南アフリカ大会・2014年ブラジル大会
代表:ドイツ
当時:32歳・36歳
2002年日韓大会から4大会に渡って連続出場。ブラジル大会・準決勝ブラジル戦で大会通算16得点目を決め、ワールドカップ歴代最多得点記録保持者となった。
ロジェ・ミラ
大会:1994年アメリカ大会
代表:カメルーン
当時:42歳
グループリーグ第3戦で途中出場すると、ワールドカップ史上最年長ゴールを決めた。W杯通算5得点は当時のアフリカ人選手最多記録であった。
ディノ・ゾフ
大会:1982年スペイン大会
代表:イタリア
当時:40歳
ワールドカップ史上最年長でキャプテンを務めている。大会前の低評価を覆して見事優勝。「ゴールキーパーはワインと同じ。年を重ねるほど味が出る」との名言を残している。
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