リバプールはリヨンのフランス代表FWナビル・フェキルの獲得間近に迫っているようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。
今季チャンピオンズリーグ(CL)・決勝でレアル・マドリードに敗れ、惜しくもビッグイヤー獲得とはならなかったリバプールはすでに来季の新戦力として、ライプツィヒのMFナビ・ケイタ、モナコのMFファビーニョの加入を内定させるなど、積極的な補強を見せているが、フェキルに関してもワールドカップ・ロシア大会開幕前に取引を完了させる意向を示しているようだ。
同選手の獲得を巡っては、現時点でクラブ間合意には至っていないもののリバプールは移籍金6000万ポンド(約88億円)による獲得オファーを今週末には提示し、一気に合意まで持っていく構えを見せている模様。ただリヨンのジャン=ミシェル・オラス会長はロシアW杯前の放出には消極的な姿勢を示しているものとみられ、大会後の移籍金額高騰を狙っているものとみられる。
今季公式戦40試合に出場し23ゴールを叩き出したフェキルは熾烈(しれつ)な競争に打ち勝ち、ロシア行きの切符を掴み取ったフェキルだが、リバプールの他にも複数のメガクラブが興味を示しているものとみられる。リバプールとしては争奪戦に発展するまでに交渉をまとめたいところだろう。
コメントランキング