マンU加入のブラジル代表フレッジ、練習中に負傷でW杯出場は微妙か

トレーニングに参加していたブラジル代表のフレッジ　写真提供:GettyImages

　マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表FWフレッジは現地時間7日のトレーニング中に負傷したようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

　今週はじめにシャフタール・ドネツクから5000万ポンド（約74億円）で加入したフレッジはワールドカップ・ロシア大会メンバーの一員としてトッテナム・ホットスパーのトレーニング施設で日本時間10日晩に行われる国際親善試合のオーストリア戦に向けた調整を行っていたものの、ミニゲームでのプレー中にレアル・マドリードのMFカゼミロと激突した際に足首を負傷した模様。

　これを受けてブラジル代表のチームドクターを務めるロドリゴ・ラスマル氏は「明日、経過観察を行った上で検査が必要かどうか判断するだろう。現時点では彼の怪我の状態について言及するのは早い」と同選手の負傷について説明しており、早くても明日には詳細の状態が分かるようだ。

　ドイツと並びロシアW杯の優勝候補と謳（うた）われているブラジル代表はパリ・サンジェルマンのFWネイマールが本大会に向けて順調にコンディションを上げているが、もしフレッジが戦線離脱という事態になると少なからず不安を抱え本番に臨むこととなりそうだ。なおブラジル代表はオーストリア戦後、日本時間18日未明にロシアW杯・グループステージでスイスとの対戦を控えている。