ユベントスはカリアリの北朝鮮代表FWハン・グァンソンの獲得に向けてクラブ間交渉を始めたいと考えているようだ。31日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
ハン・グァンソンは、今季セリエBのペルージャにレンタルで加入すると公式戦19試合に出場し7ゴールを決めるなど、好パフォーマンスを披露。同選手のクオリティを高く評価したユベントスが今冬の獲得に動いたものの、カリアリはこれに応じず1年のレンタル期間を前倒しする形で呼び戻し、さらには2023年6月30日までの契約延長を発表している。
またカリアリ復帰以降は公式戦3試合の先発出場にとどまっているものの、それでもユベントスはハン・グァンソンの動向を追い続けているものとみられる。そしてユベントスのファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)はこの夏も獲得を目指すべく、カリアリと交渉する考えを持っているようだ。
なおクラブ間交渉が行われる場合は、この北朝鮮代表ストライカーのみならず、カリアリのU-21イタリア代表MFニコロ・バレッラ、そしてユベントスのMFロランド・マンドラゴラ、GKエミル・アウデロの保有権についても議論が交わされるものとみられる。果たしてユベントスは今夏にクラブ初となる東アジア出身の選手を迎え入れることができるのだろうか。
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