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GKの安定性に悩むリバプール、ローマの守護神アリソンの獲得へ

 リバプールは、ローマに所属するブラジル代表GKアリソン・ベッカーの獲得に向かうようだ。28日にイギリス『デイリー・ミラー』が報じた。

 日本時間昨朝に行われた、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード対リバプールの一戦は、3-1でマドリードが勝利した。これにより、マドリードは13回目の欧州制覇とCL3連覇という前人未到の偉業を成し遂げた。

 この試合で決まった、マドリードのウェールズ代表GKガレス・ベイルのスーパーゴールに注目が集まる一方で、リバプールの守護神ロリス・カリウスにも注目が集まってしまった。なぜなら、カリウスは失点に繋がる重大なミスを2度も犯してしまったからだ。

 以前から問題視されていたリバプールのGKのパフォーマンスだが、CLの決勝という大一番でそれを露呈してしまう形になってしまった。これをうけて、同クラブは本気で守護神の補強を行おうと決意したようだ。

 そんなリバプールは、ローマで活躍するアリソンを優先ターゲットに設定しているという。また、アトレティコ・マドリードに所属するスロベニア代表GKヤン・オブラクもリストに名を連ねているという。

 クラブを率いるユルゲン・クロップ監督はカリウスの放出は考えていないようで、これからもリバプールでプレーしてもらいたいと思っているという。一方、控えのベルギー代表GKシモン・ミニョレに関しては今夏放出するつもりのようだ。

 果たして今夏、リバプールは長らく悩みの種であったGK問題を解決することはできるのだろうか。注目が集まる。