ラ・リーガ レアル・マドリード

今シーズンのレアル・マドリードがCLで優勝できた5つの理由

史上初のチャンピオンズリーグ3連覇を達成したレアル・マドリード。パリ・サンジェルマン、ユベントス、バイエルン・ミュンヘン、リバプールという非常にタフなスケジュールを乗り越えた彼らが、今シーズンのCLを制覇出来た5つのポイントを紹介する。

バイシクル・キック・ゴール

今シーズンのマドリードには歴史に残る2つのバイシクル・キックによるゴールが生まれた。1つ目はユベントスとの準々決勝1stレグでクリスティアーノ・ロナウドが決めたもの。もうひとつはリバプールとの決勝戦でガレス・ベイルが決めた決勝点だ。どちらも強烈なインパクトを残した。

主審と副審が見逃した反則

準々決勝2ndレグの終了間際のPKの判定は正しかったが、そのあとブッフォンを退場にする必要はなかった。準決勝ではマルセロの明らかなハンドを見逃し、エリア内でセルヒオ・ラモスに倒されロベルト・レバンドフスキに対してPKを与えられることはなかった。

相手チームの信じられないようなミス

PSG戦ではマルコ・ヴェッラッティが自ら必要のない異議で2枚目のイエローカードを受けて退場に。準々決勝でもジャンルイジ・ブッフォンとジョルジョ・キエッリーニのミスがあった。準決勝ではスヴェン・ウルライヒの判断ミスで得点し、決勝でもロリス・カリウスがベンゼマのゴールを“アシスト”した。

相手チームに続出する怪我人

PSGとの決勝トーナメント1回戦では2ndにネイマールが欠場。顕著だったのが準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦。アリエン・ロッベンとジェローム・ボアテングが1stレグの前半早い時間帯に負傷。決勝戦でも大エースモハメド・サラーがセルヒオ・ラモスに怪我をさせられた。

ジネディーヌ・ジダン監督

この男がすべてと言ってもいいかもしれない。史上初の3連覇を達成し、監督としてデビューした年から毎年CLを制覇しているという驚異的な記録を作った。自身がトップ中のトップのプレーヤーだったこともあり、世界最高クラスの選手をまとめる力があると言っていいだろう。この大会との相性は最高だ。