ロシアワールドカップの開幕が約2週間後に迫っている。代表に選出された選手からすれば、待ちきれない2週間になるだろう。しかし、中には国を背負って戦う直前にケガを負ってしまった選手たちがいる。今回はそんな悲劇に見舞われた男たちをご紹介する。
青山敏弘
国:日本
クラブ:サンフレッチェ広島
30日に行われるガーナとの一戦に招集された青山。実に3年ぶりの代表復帰だった。しかし、24日に所属するサンフレッチェ広島が右ひざの負傷を公式に発表。代表メンバーからの離脱を余儀なくされた。
アレクサンドル・ココリン
国:ロシア
クラブゼニト・サンクトペテルブルク
開催国ロシアの主力選手であるココリンは3月15日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦2ndレグのライプツィヒ戦で右足を負傷。後に右ひざの前十字靭帯損傷と診断されてしまう。W杯への道は絶たれている。
アレックス・オックスレイド=チェンバレン
国:イングランド
クラブ:リバプール
CL準決勝1stレグのローマ戦でひざを負傷し、十字靭帯の損傷と診断されたチェンバレン。CL決勝のみならず、W杯も絶望的となり「打ちひしがれている」と悲痛な言葉を残している。
今野泰幸
国:日本
クラブ:ガンバ大阪
今野は「右足関節(みぎそくかんせつ)前方インピンジメント症候群」により右足を手術。23日にガンバ大阪が発表した。日本代表の西野朗監督はガーナ戦のメンバー発表の記者会見にて「35名のうち2名が選考できる状態ではなくなった」と述べた上で、この2名が今野と川崎フロンターレのFW小林悠であることを明言していた。
ダニエウ・アウベス
国:ブラジル
クラブ:パリ・サンジェルマン
8日に行われたレ・ゼルビエとのフランス杯決勝で負傷したアウベスは、終了4分前にベンチに退いていた。PSGは9日、検査の結果、右膝の前十字じん帯を損傷していることが分かったと明かし、最低でも3週間の離脱を発表。W杯のメンバーからも外れている。
ローラン・コシールニー
国:フランス
クラブ:アーセナル
コシールニーは4日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリード戦の前半7分に負傷。靭帯を負傷し、年内の復帰は不可能だとみられている。
セルヒオ・ロメロ
国:アルゼンチン
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
W杯メンバーに名を連ねていたロメロだったが、練習中に右ひざを負傷し23日に招集メンバーから外れている。彼の変わりにナウエル・グスマンが招集されるという悔しい結果に。
ディミトリ・ペイェ
国:フランス
クラブ:オリンピック・マルセイユ
EL決勝のアトレティコ・マドリード戦で前半にハムストリングを痛めたペイェ。17日に発表されたW杯招集メンバーに彼の名前はなかった。決勝で敗れ、W杯への道を絶たれるという悲劇だ。
ウスマン・デンベレ
国:フランス
クラブ:バルセロナ
リーガ最終節のレアル・ソシエダ戦の前半終了間際に負傷し、後半に交代を余儀なくされ右足首の捻挫と診断されたデンベレ。しかし、幸いなことに2週間程度での回復が予想されており、W杯には影響が無いようだ。
ジェローム・ボアテング
国:ドイツ
クラブ:バイエルン・ミュンヘン
4月25日に行われたCL準決勝1stレグで内転筋を負傷し、4~6週間の離脱を余儀なくされているボアテング。しかし、15日に発表された27人の予備登録メンバーには彼の名前が。W杯への影響はなかったようだ。
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