
著者:マリオ・カワタ
ガンバ大阪対浦和レッズといえば日本のナショナルダービーと呼ばれることもあるJ1屈指の好カードであり、優勝を争う多くの名勝負を繰り広げてきた歴史を持つ。リーグでは今年最初の対戦となった19日の一戦も両チームの勝ち点差は2と拮抗していたものの、それは例年とは違い「残留争い」と形容されても仕方のない順位で迎えたものだった。
スコアレスドローに終わった試合は、新指揮官を迎えてから日が浅い両雄がまだまだ発展途上であり、相手を仕留めるだけの力強さを備えていないことを改めて示すものだった。最終局面のいずれかのシーンでクロスやラストパス、シュートの精度がもう少し高ければゴールが生まれていてもおかしくなかったが、その違いを生み出すクオリティは残念ながらどちらのチームも持ち合わせていなかった。
同時にそれはG大阪と浦和の盾が、研ぎ澄まされていない矛では破れない堅固なものだったことも意味している。30日の親善試合ガーナ戦に臨む日本代表に選出されている3人の選手も、それぞれクリーンシートに貢献した。
顔面骨折の影響でフェイスガードを着用して試合に臨んだ東口順昭は、その影響を感じさせないセービングで相手をシャットアウト。35分にはペナルティエリア内でクロスを胸トラップした興梠との距離を素早く縮めて決定機を阻止するなど、クロスボールやゴール前のスペースを突くパスへの対応を含め、安定したパフォーマンスを見せた。
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