ワールドカップ 代表チーム

ネイマール、負傷離脱から3カ月もロシアW杯へ予想以上の回復力

 パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールは開幕まで残り20前後に迫ったワールドカップ・ロシア大会に向けて順調な回復ぶりを見せているようだ。24日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。

 ネイマールは2月下旬のリーグアン第27節・マルセイユ戦で右脚を負傷し、3月上旬にはブラジル代表の専門医のもとで手術を行っていた。そしてシーズン終盤の5月上旬に再びフランスに戻りチームに合流していたものの、結局復帰することなく今季を終えている。

 それでもロシアW杯の本大会出場メンバーに名を連ねた同選手は順調なコンディション回復を見せている模様。ブラジル代表のトレーナーを務めているファビオ・マセレヂジアン氏は同選手について「我々の予想を上回る回復を見せている」と語ると、チームドクターのロドリゴ・ラスマル氏は「彼は少しずついつもの動きを取り戻している。次のステップは全体トレーニングをフルでこなすこと、そして試合でプレーすることだ。彼はここまで全てが順調に来ている」とコメントを残しており、ネイマールが本大会に向けて万全のコンディションで臨めるとの見方を示しているようだ。

 なおブラジル代表は日本時間3日晩にクロアチア代表と、10日晩にオーストリア代表と強化試合を行い、本大会のグループステージではスイス代表、コスタリカ代表、セルビア代表と対戦する。果たしてネイマールはロシアW杯前の2試合でプレーすることがあるのだろうか。