マンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏はクラブとの契約を延長する可能性が高いようだ。23日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。
アルテタ氏の去就を巡っては、現役時代に2011年夏より5シーズンに渡ってともに仕事をしてきたアーセン・ベンゲルがアーセナル指揮官を退任したことにより、後任候補のひとりとして紙面上に名前が挙がっていた。
またこのベンゲル監督の後任候補には同氏以外にも、2014/15シーズンにバルセロナでチャンピオンズリーグ(CL)を含める3冠を成し遂げたルイス・エンリケ氏、現在ニューヨーク・シティで指揮を執っているパトリック・ビエラ氏などの名前が伝えられていたが、どうやらクラブ首脳陣は前パリ・サンジェルマン監督のウナイ・エメリ氏の招聘(しょうへい)を決断した模様。
これにより結果的には指揮官デビューを逃したこととなるアルテタ氏だが、日本時間22日にシティのジョゼップ・グアルディオラ監督とカルドゥーン・アル・ムバラク会長と会談を行い、2020年夏までの契約延長の打診を受けたものとみられ、同氏もこれを承諾する可能性が高いようだ。
アルテタ氏は指揮官としてのキャリアが先送りとなったものの、引き続き名将グアルディオラのもとで経験を積み、かつクラブ史上初となる欧州制覇に向けて手腕を発揮することとなりそうだ。
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