プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、名将ファーガソン勇退後に残った“負の遺産”とは…?

 マンチェスター・ユナイテッドはかつてクラブで長期政権を築いていたアレックス・ファーガソン氏の勇退後、2013/14シーズン以降でスコアレスドローによる試合数が最も多いようだ。11日イングランド・プレミアリーグ公式サイトが伝えている。

 ユナイテッドは日本時間11日未明に行われたプレミアリーグ第31節・ウェストハム・ユナイテッド戦を0-0で終えているが、これにより2013/14シーズン以降のスコアレスドロー試合数はサウサンプトンと並び最多の「19」となっている。また監督別にスコアレスドロー回数を見ると、ファーガソン氏の直後にクラブ指揮官を務めたものの1シーズンを持たずに解任されたデイビッド・モイーズ氏が2度、2シーズン率いたものの2015/16シーズン終了直後の解任の憂き目に遭ったルイ・ファン・ハール氏が8度、そして現在チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が9度となっている。

 なおユナイテッドはこのウェストハム戦でのドローにより今季の2位フィニッシュが確定しており、タイトル獲得の可能性を残すはFAカップのみとなっている。そのFAカップのタイトルをかけてユナイテッドは日本時間19日深夜にウェンブリー・スタジアムでチェルシーと激突する。