
アトレティコ・マドリードのブラジル代表DFフェリペ・ルイスが現在バルセロナへの移籍の可能性が取りざたされているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについて、同選手のパフォーマンスを考慮すると1億ユーロ(約131億円)と伝えられている移籍金は安すぎると主張しているようだ。10日、米メディア『ESPN』が伝えている。
グリーズマンを巡っては、昨夏に移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドが獲得間近に迫っていたものの、当時欧州サッカー連盟(UEFA)から補強禁止処分を下されていたクラブへ忠誠を誓う形で残留を決断していた。しかし、それ以降もアトレティコ退団に関する噂は絶えず伝えられており、バルセロナが同選手の獲得レースで優位に立っているものとみられている。
そして今週はじめにはバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が昨年10月にグリーズマンの代理人と接触したことを認めたことに対し、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO(最高経営責任者)がクラブ公式サイトを通じて怒りの声明を出すなど、同選手の周囲では大きな動きが見られている。さらにグリーズマンとクラブの現行契約は2022年まで残っているものの、1億ユーロ(約131億円)という巨額の契約解除条項が付帯されており、メガクラブによる引き抜きが可能であるという見方が広まっているようだ。
そのグリーズマンの去就に関して、同僚のフェリペ・ルイスはアトレティコの本拠地・ワンダ・メトロポリターノにおける報道陣の取材に対し「確かに市場でグリーズマンに1億ユーロという値段は安いよ。他の選手もこのように考えている。」と語っており、同選手に限らず他のチームメイトもグリーズマンの能力を高く評価していることを明らかにしている。
またフェリペ・ルイスはヨーロッパリーグ(EL)で決勝まで勝ち上がっているクラブの現状に触れつつ「我々はグリーズマンと一緒に仕事をともにすることに喜びを感じているが、それは彼に限った話ではない。多くの選手がEL決勝に上り詰めるためにここまでハードワークを厭わなかった。今季、彼が最も重要かつ決定的な選手であることに疑いはない。だからこそ我々は彼がここに残ることを望んでいるよ」とグリーズマンの残留をチームメイト全員が望んでいることを語っているようだ。
アトレティコ・マドリードは元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの今夏退団を公式発表している。グリーズマンも多額の移籍金を残してクラブを去るとなるとワールドクラスのストライカー獲得は今夏の最優先事項となるだろう。果たして同選手を巡るバルセロナとの駆け引きは今後、どのような展開が待っているのだろうか。
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