疑惑の判定が相次ぎ、様々な論争を呼んでいる今季のチャンピオンズリーグ準決勝(CL)。ユベントスの敗退など、重要な場面で起こったことから注目度は非常に高くなっている。そこで今回は過去に論争を呼んだCLでの疑惑の判定をご紹介する。
2009/2010シーズン:インテル対バルセロナ(1stレグ)
主審:オレガリオ・ベンケレンサ(ポルトガル)
この試合では2つの重要なミスジャッジが下された。ディエゴ・ミリートのゴールは明らかにオフサイド、ヴェスレイ・スナイデルはPKに繋がるファールを犯したが、バルセロナにPKは与えられなかった。
2009/2010シーズン:バルセロナ対インテル(2ndレグ)
主審:フランク・デ・ブレーケル
チアゴ・モッタへのレッドカードは過剰だっただろう。90分にはバルセロナのゴールが、エリック・アビダルの存在しないハンドによって取り消された。
2008/2009:チェルシー対バルセロナ
主審:トム・ヘニンク・エブレベ(ノルウェー)
ディディエ・ドログバが激怒したことで有名なこの試合。試合中に何度となく、疑惑の判定が続いた。フローラン・マルダがエリア内で倒されたかに見えたが、判定はエリア外。ジェラール・ピケのエリア内でのハンドは見逃し。後半アディショナルタイムのミヒャエル・バラックのシュートがサミュエル・エトオの腕に当たったものの、見逃された。
2010/2011:レアル・マドリード対バルセロナ
主審:トム・スターク(ドイツ)
マドリードとバルセロナの歴史上、最も熱い10日間だっただろう。10日間の間に、4回の試合を行った。1stレグで、ペペはリオネル・メッシのマーカーを担当していたが、61分にダニエル・アウベスへのタックルが悪質と判断され退場。その後メッシの2得点でバルセロナが決勝に進出した。試合後、当時監督のジョゼ・モウリーニョは審判とジョゼップ・グアルディオラを痛烈に批判した。
2017/2018:レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン
主審:ジュネイト・チャクル
マドリードがリードして迎えた2ndレグ。この試合はマドリードに有利な判定が続く。前半終了間際のマルセロのハンド(後に本人が認める発言)が見逃され、81分にはセルヒオ・ラモスのシミュレーションを見抜けなかった。
2017/2018:ローマ対リバプール
主審:ダミル・スコミナ
決定的な場面でのミスジャッジが多かった。互いに1度ずつはPKを与えられる場面があり、特にトレント・アレクサンダー・アーノルドの明らかなハンドを取らなかったことは試合の結果を左右する重大なミスジャッジだ。
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