ラ・リーガ プレミアリーグ

アトレティコ、接戦制しEL決勝進出。アーセナルはベンゲル最終季を飾れず

 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリード対アーセナルの一戦が行われ、アトレティコが1-0と勝利を収めた。

 0-0の引き分けで勝ち抜けが決まるアトレティコと、最低でも1点は取らなければいけないアーセナル。アトレティコは序盤から積極的なプレスと、引いてからのカウンターでゴールを目指すが叶わず。対するアーセナルは12分にローラン・コシールニーを負傷で欠くというアクシデントに遭いながらも、アウトサイドとインサイドの使い分けでゴールを目指すがゴールに届かず。

 スコアレスでハーフタイムを迎えるかと思われた前半アディショナルタイム47分、アトレティコが先制に成功する。ヤン・オブラクからのロングボールをカラム・チェンバースがクリアミス。これを拾ったトーマス・パーティがアントワーヌ・グリーズマンに預けると、右サイドでエクトル・ベジェリンを剥がしフリーになっていたジエゴ・コスタにラストパス。これを冷静に沈め前半終了間際に1-0とリードを奪う。その後、前半終了の笛が鳴り試合はハーフタイムへ。

 迎えた後半、メスト・エジルからの決定的なクロスなどで同点弾を狙うアーセナルだが、中々ゴールは生まれない。対するアトレティコもカウンターをメインに決定的な2点目を狙いに行くが、こちらもゴールは奪えず。

 アトレティコが素早い切り替えからの帰陣と効果的なカウンターで主導権を握りながら、試合は終盤へ。手数をかけない攻撃でゴールを目指したいアーセナルだったが、最後までゴールは奪えず。1-0とアトレティコが試合を制した。アトレティコは1stレグとのアグリゲートスコア(合計スコア)を2-1とし、決勝進出を決めている。