チェルシーの“英雄”として多くのファンに愛されている元イングランド代表のフランク・ランパード氏が間もなく監督業を始めるようだ。3日、イギリスメディア『デイリーメール』が伝えている。
ランパード氏は昨年2月にアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCを最後に現役を退いている。その引退後は指導者としてセカンドキャリアをスタートすべく、イングランドで解説業に勤しむ一方、古巣チェルシーで長期間に渡りユースチームの現場に携わっていた。
同氏は指導者としてのピッチに戻るタイミングについて「私は(指導者になるべく)今季はチェルシーで多くの時間を過ごし、経験を積んできたよ」と前置きをした上で、「すでにUEFA・Aライセンスを取得している。僕にとって監督としての仕事をはじめるのに適切な機会だし、適切なタイミングだと思う」とコメント。近い将来、監督業を開始することを示唆している。
なおランパード氏の監督業を始める最初のクラブには、フットボールリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)所属のイプスウィッチ・タウンFCが有力候補に挙がっているようだ。将来的なチェルシーの指揮官就任という夢を実現に向け、同氏のセカンドキャリアのスタートはもうすぐ側まで迫っている。
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