リバプールは、エジプト代表FWモハメド・サラーを引き留めるために、大幅に条件を更新した新契約を提示するつもりのようだ。30日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。
昨年の夏、ローマから移籍金4200万ユーロ(約56億円)でリバプールへとやってきたサラー。同選手はここまで公式戦47試合で43ゴール15アシストと、右に出るものはいないほどの活躍を披露しており、それに伴って市場価格も現時点で8000万ユーロ(約106億円)とほぼ倍増している。更に先日、今季イングランドで最も活躍した選手に贈られるPFA年間最優秀選手賞も獲得。まさに“時の人”となっている。
そんなサラーに対して、以前からレアル・マドリードが獲得に動くのではないかと報じられている。そこで、なんとしてでも同選手を放出したくないリバプールは、給与を大幅に見直して引き留めるつもりのようだ。現在、サラーは年俸468万ポンド(約7億円)を受け取っているが、それをほぼ倍増させた962万ポンド(約14億5000万円)という条件を提示するつもりであるという。
リバプールの首脳陣は、バルセロナへ移籍したウルグアイ代表FWルイス・スアレスやブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョのようにサラーを流出させたくないと本気で思っているようで、ワールドカップが始まるまでに合意に達したいと考えているという。
今後も同選手の活躍ぶりや動向から決して目が離せない。
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