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パチューカ本田圭佑、フル出場も痛恨ドローでラストマッチの可能性も

 パチューカの日本代表FW本田圭佑はリーガMX第17節・アトラス戦で先発出場を果たしたものの、得点を奪うことができずチームはスコアレスドローに終わった。

 今季限りでの退団を自ら認めた直後に迎えた一戦で本田は3試合連続となる先発出場を果たしたものの、パチューカは前半18分にDFアンジェロ・サガルの一発退場により、数的不利に陥る。また30分には雹(ひょう)が降ってきたため試合は一時中断するなど、波乱含みの展開の様相を呈する。

 アトラスに押し込まれながらも前半を無失点で終えたパチューカだったが後半に入ってもアトラスが主導権を握る展開は変わらない。しかし62分に、アトラスのDFダニエル・アレオラが2枚目のイエローカードを提示され退場に。これで数的同数となったパチューカは反撃に転じたいところだったが、ゴール前に迫る場面をあまり作ることができず、このまま0-0で試合を終えている。

 このドローによりパチューカは8位以内が進出可能なプレーオフ出場権を自力で獲得できず、他クラブの結果を待つことに。また仮にプレーオフ出場を逃した場合は本田にとってこのアトラス戦がパチューカでのラストマッチとなるようだ。