鈴木大輔とヒムナスティック・タラゴナの選手たち 写真提供:鈴木大輔Instagram
FT:やっぱり難しいですよね、監督が何度も代わるっていうのは。
鈴木:自分にとっては難しいですね。でも多くの監督から違ったやり方が学べて、それが身になるなって感覚でやってます。練習内容もガラッと変わったりだとか。監督が替わるってことはコーチも代わったりするので、そこはやっぱり難しさは感じています。
最初に監督が代わった時は結構動揺しましたけど、今はもう5、6回経験して、何にも感じなくなりました。何にも感じなくなったと言うよりは、なんだろう、また来たかぐらいの感じ。その都度その都度勉強だ、みたいな。
FT:海外で活躍されている日本人選手が、共通して言っていると僕が感じるのは、フットボールの面もそうなのですが、人間的な面を皆さんすごく強調されるなと。違った環境への人間的な対応力みたいなものは、非常に重要だと感じますか。
鈴木:それは絶対にあると思いますね。こっちに来て、やっぱりどこかで絶対に壁にぶち当たるから、その都度変わらざるを得ない状況になります。どれだけ今までの自分を壊せるかことが、長くやっていくには大事だと思うんですね。
そのために日本にいるときからそういう経験をした方がいいなと思います。新しい挑戦の中で成功体験を得て、粘り強さみたいな部分をもってこっちに入ってくることができれば、多分適応できるんじゃないかなと思います。こっちでそういう力が身につくことも、おそらくあるとは思うんですけど。
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