
かつて浦和レッズでコーチを務め、今月からドイツ4部のロート・バイス・エッセンで指揮を執るカルステン・ナイチェルが21日、ドイツ『レビーア・シュポルト』で日本時代の経験を振り返った。
フォルカー・フィンケ監督の下、2009年からの2シーズンを浦和で過ごしたナイチェルは日本での生活について「ピッチ上と同じように、生活のすべてがオーガナイズされている。あらゆる種類の災害に備えて、緊急事態のプランが用意されているんだ。信じられないほど興味深い2年間だったよ」と語っている。
同時に、ドイツとは異なる日本独特の人間関係は驚きだったようだ。
「日本人の同僚がコーチ陣と一緒だった時、彼は決して日本人選手について悪いことを言わなかった。彼の言葉が選手に伝わり、チームから外されることを心配していたんだ。だからオープンなコミュニケーションが存在しなかった」
「(日本では)年功序列と立場も重要だね。若い選手は、決して年上の選手に何か言ったりしない。年下の選手は敬語を使うんだ」
ナイチェルは選手の過去の功績には敬意を払うべきだとしながらも、若手が年上の選手に遠慮してしまう傾向を問題視していたようだ。
また立場の重要性については、試合のハーフタイム中にどの選手が警告を受けたかを主審に聞きに行こうとした際のエピソードに触れている。
「通訳が私を引き留めて、ダメだと言ったんだ。第四審のところに行って、彼が主審に聞かないといけない。私はその間に試合が終わってしまうと言ったよ。でもそのコミュニケーションの序列を守らないといけないんだ。他の全てのことと同様に、ルールを守らないと信頼されない」
フィンケ監督からも多くを学んだというナイチェルは、現在は監督として日本での経験をドイツの地で活かしている。
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