セリエA ナポリ

ユーベ指揮官、今節痛恨ドローも大一番で勝ち点3獲得目指す

 ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は日本時間19日未明に行われたセリエA第33節・クロトーネ戦後にインタビューにおいて早くも今週末のナポリ戦を強く意識しているようだ。19日、『Mediaset Premium』などイタリアの複数メディアがこの指揮官のコメントを伝えている。

 ユベントスはアウェイでのクロトーネ戦で前半の早い時間帯に先制ゴールを奪ったものの、後半に追いつかれ1-1のドローに終わっている。またナポリは今節のウディネーゼ戦を4-2で勝利しており両クラブの勝ち点差は再び4に縮まっている。

 試合後、ユベントスを率いるアッレグリ監督は「(クロトーネ戦でのドローを受けて)今夜は我々の日ではなかった。今はナポリ戦に集中しなければならない」と早くも次節の大一番に向けて気持ちを切り替えている。

 また同監督はナポリ戦でのゲームプランについては「ドローを目指すことはしない。我々は最大限のパフォーマンスを発揮して勝利を手に入れないといけない。この一戦での勝利がスクデット獲得への大きな一歩となるが、スクデット獲得自体を決定づける一戦とはならないだろう」とコメント。一気に勝ち点差を7に広げる姿勢を鮮明に打ち出している。

 なおユベントスとナポリによる直接対決は日本時間23日未明にユベントスのホームであるアリアンツ・スタジアムで行われる。アッレグリ監督はスクデット獲得を決定づける一戦ではないと強調しているものの、リーグ戦残り5試合と少ないだけにこの直接対決の結果がスクデット争いの行方に直結する可能性が大いにあると言っても過言ではないだろう。