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ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR) 写真提供:Getty Images
現地時間昨夜に行われた、月曜開催のブンデスリーガ第30節・マインツ対フライブルクの一戦で、ある珍事が発生した。
先週、バイエルン・ミュンヘンが前人未到のブンデスリーガ6連覇を達成した一方で、熾烈な残留争いはまだまだ終わっていない。そんな中今節、残留を目指しているマインツとフライブルクが直接対決をすることになった。
ただ、この一戦で“珍事”が発生した。前半終了間際にフライブルクの選手が自陣のペナルティエリア内でハンドを犯したため、PKの疑いがあったものの主審は見逃し、結局何も起こらないまま前半終了の笛が鳴った。
ところが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)はその後ハーフタイム中に主審に対してハンドがあった部分の映像を確認するよう助言。すると主審は映像を確認し、マインツにPKが与えられると判断した。そこでなんと、主審はハーフタイム中でロッカーに戻っていた両チームの選手をピッチに呼び戻し、PKを行うよう指示したのだ。
結局、この前代未聞のハーフタイム中に急遽行われたPKは、パブロ・デ・ブラシスが冷静に決めてマインツが1-0と先制して幕を閉じ、前半が“無事”終了した。
ちなみに試合はPKを沈めたデ・ブラシスが後半にもゴールネットを揺らして2-0でマインツが直接対決に勝利し、見事残留圏内の15位に浮上した。
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