パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ベッラッティはPSGでのキャリアに対する満足感を示すとともに、現在空席となっているイタリア代表監督について言及しているようだ。16日、フランスメディア『Canal+』がこれを伝えている。
ベッラッティは昨夏にPSG退団の可能性が取りざたされバルセロナ移籍を望んでいると伝えられていたが、首脳陣との話し合いの結果、残留を決断している。また今季は公式戦38試合に出場するなど今までと変わらずPSGの主力としてチームを引っ張る存在である。またPSGは日本時間16日未明に行われたリーグアン第33節・モナコ戦で7-1と圧勝し、2シーズンぶりとなるリーグ制覇を達成している。
同選手はモナコ戦後のインタビューにて「(今日のリーグ優勝決定で)PSG残留が正しい決断だったと感じている。僕はPSGでプレーし続けたいし、今後も誰もが望んでいる様々なタイトルを手に入れたい」とコメント。PSGのリーグ優勝の喜びを存分にかみ締めているようだ。
さらにベッラッティはイタリア代表について「僕はカルロ・アンチェロッティのおかげでチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でデビューできたし、彼は気持ちの面で僕をすごく助けてくれたよ。彼はピッチ外でも力を貸してくれたし、僕にとって非常に重要な存在だ。イタリア代表監督に彼が就任してほしいと思っている」と語っており、PSGに加入当初の2012/2013シーズンに指揮官を務めていたアンチェロッティ氏の就任を望んでいるようだ。
PSGの主力として今季のリーグ優勝に大きく貢献したベッラッティだが、今季はベスト16止まりで終わった欧州の舞台でも来季以降、ビッグイヤー獲得へ強い意欲を示すことだろう。代表でも主力として中盤を支える存在であるだけに早くも2022年大会を見据えているのかもしれない。
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