リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは3月のプレミアリーグ月間MVPを受賞したことにより、前人未踏の記録を塗り替えたようだ。13日、米メディア『ESPN』がこれを伝えている。
サラーは3月に行われたリーグ戦4試合いずれも先発フル出場を果たし、6ゴール1アシストをマーク。特に代表ウィーク直前のプレミアリーグ第31節・ワトフォード戦では4ゴール1アシストとこの一戦における全得点に絡む活躍を見せており、驚異的な決定力が評価されたものとみられる。また同選手は昨年11月と今年2月に続く月間MVPに輝いており、同一シーズンで3度受賞した初めての選手となった。
リバプールのユルゲン・クロップ監督はサラーの月間MVP受賞について「彼は受賞に値するよ。『なぜ受賞したのだ?』という反応はないだろう。彼は傑出した能力の持ち主であり、我々は彼とともに素晴らしいシーズンを送れている。しかし彼が全てを決定づけているのではない。決定的な瞬間に彼が絡んでいるのだ」とクラブ公式サイトを通じて語っており、改めて同選手の決定力の高さを評価している。
サラーは先日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・マンチェスター・シティ戦でも1stレグと2ndレグでともにゴールを挙げ、リバプールのベスト4進出に大きく貢献している。またリバプール加入1年目にしてここまで39ゴール13アシストを挙げており、FWイアン・ラッシュ(1986/1987シーズンに40ゴール)のクラブ加入初年度記録の更新に王手をかけている。
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