11日に行われたJ1リーグ第7節FC東京対鹿島アントラーズ。
今回は試合における両チームのマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、両監督とレフェリーについての分析、評価をする。
FC東京 MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):室屋成
豪快な突破で2人を抜き去り先制点となるオウンゴールを誘発すると、後半には全速力でスペースを駆け上がり豪快なシュートを叩き込んだ。豊富な運動量とスピードでしばしば最前線まで駆け上がり、逆転勝利の立役者となった。
FC東京 THW(ザ・ハード・ワーカー):永井謙佑
序盤から圧倒的なスピードを生かして、常に相手に脅威を与えた。2点目のゴールをアシストしたほか、多くの決定機を生み出した。69分に途中交代。
FC東京 MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):該当者なし
鹿島アントラーズ MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):該当者なし
鹿島アントラーズ THW(ザ・ハード・ワーカー):金崎夢生
前線からの積極的なプレスに加え、ポストプレーで起点となった。見事なシュート技術で先制点を奪った。
鹿島アントラーズ MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):犬飼智也
D・オリベイラと永井謙佑に苦戦。1対1では常に劣勢に立ち、サイドに釣り出されていた。
FC東京監督:長谷川健太
コンパクトな3ラインを敷き、相手にボールを保持される時間が長くなっても崩れることはなかった。序盤の攻撃は2トップをシンプルに使う意識が強すぎたように見えたが、その後室屋を積極的に攻撃参加させるなど、昌子不在の鹿島守備陣のスペースを突いた。これでリーグ4連勝を達成し、監督の狙いが明確に浸透してきている。
鹿島アントラーズ監督:大岩剛
攻守の切り替えで遅れを取り、主導権を握れていない。1試合だけの問題ではないため、早急に改善が必要だ。怪我人続出のチーム状況は考慮すべき事実だが、交代策でも効果的な動きは見られなかった。
主審:西村雄一
細かい判定ミスは散見したが、選手とコミュニケーションをとり円滑に試合を進めた。
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