メスの日本代表GK川島永嗣は日本時間8日深夜に行われたリーグ・アン第32節のリヨン戦で5失点を喫した。
メスが強豪リヨンをホームに迎えた一戦にて川島は先発出場を果たすも、いきなり苦杯を舐められることとなる。試合開始早々の1分、リヨンはオランダ代表FWメンフィス・デパイの右CKからボックス内でフリーとなっていたDFマルセロが頭で合わせるとこれがゴール左隅を揺らし、いきなり先制点を奪う。勢いに乗ったリヨンは20分、今度はデパイの左CKにファーサイドから飛び込んできたマルセロが川島との空中戦で競り勝ち、またもやヘディングシュートで追加点を奪う。
マルセロの2点で前半を終えたリヨンだが、後半に入っても地力の違いを見せつける。65分、リヨンはカウンターの流れからメスの最終ラインの背後をつくパスが出るとこれにデパイが反応。最後は前に飛び出してきた川島の左脇を突き、冷静にゴールに流し込み3点目を奪う。さらに直後の68分にもデパイのアシストからFWベルトラン・トラオレが追加点を奪うと、試合終了直前の86分、デパイがカウンターの局面において途中出場のFWマリアーノに縦パスを出すと、これを受けた同選手が川島の動きの逆を突くループシュートでネットを揺らした。
結局試合は5-0でリヨンが最下位メス相手に圧勝するとともに、川島は屈辱の5失点となった。なお、この一戦で1ゴール4アシストと全得点に絡んだデパイだが、欧州5大リーグにおける1試合4アシストは2013年5月のアーセナル対ウィガンにおける元スペイン代表MFサンティ・カソルラ以来の記録となっている。
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