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ローマ敏腕SD、バロテッリ獲得を完全否定。先週には代理人と会談も

 ローマのモンチSD(スポーツディレクター)はニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ獲得の可能性を否定しているようだ。8日、イタリアメディア『Premium Sport』がこの敏腕SDのコメントを伝えている。

 ニースとの契約が今季終了後に切れるバロテッリを巡っては、ニース会長が高額な年俸を要することから契約延長は厳しいとの見解を示していることから今夏フリーでの移籍が既定路線となっており、水面下で多くのクラブが獲得に乗り出していると伝えられている。

 その中、同選手の代理人を務めミノ・ライオラ氏が日本時間6日にローマ入りし、ローマ首脳陣と会談の場を設けたことがイタリア国内の複数メディアによって報じられている。この会談ではローマのDFルカ・ペッレグリーニの契約延長について議論が交わされたものとみられるが、その際に同氏がバロテッリに関する話を持ち出したという憶測が広まっている。

 しかし、モンチSDは「ライオラとはペッレグリーニの新契約についてのみである。他のことは話していない」と語っており、今夏バロテッリ獲得は考えていないことを強調しているようだ。なお、ペッレグリーニについては合意には至っていないものの、契約延長に向けた話に進展が見られたことを明らかにしている。