Jリーグ サガン鳥栖

柿谷ミス逃さず。鳥栖との接戦制したセレッソがリーグ戦2連勝

 7日に行われたJ1リーグ第6節、セレッソ大阪対サガン鳥栖の試合は2-1でC大阪が勝利を収めた。

 ユン・ジョンファン監督にとって古巣との対決となったこの試合。

 最初にチャンスを迎えたのは鳥栖。右からのロングボールに反応した田川亨介が、キム・ジンヒョンとの1対1になったものの決めきれず、先制のチャンスを逃す。

 一方のC大阪も負けじと反撃。14分、左サイドからのクロスボールによって中央で生まれた混戦から、最後は杉本健勇がシュートを放つが惜しくもポスト直撃。

 それでも最初にゴールネットを揺らしたのはC大阪だった。27分、キム・ミンヒョクのトラップミスを見逃さなかった柿谷曜一朗が、権田修一との1対1を冷静に制して先制のに成功する。

 スコアはこのまま動かずに、試合は後半へ。

 C大阪がまたしても決定的なシーンを作る。裏へ抜け出した水沼宏太が権田との1対1のシーンで、シュートを放つもここは権田がセーブ。

 しかしそれで得た右からのコーナーキックで、C大阪が突き放す。丸橋祐介が蹴ったボールは誰も触ることなくゴールに吸い込まれた。

 あきらめない鳥栖は、後半から投入されたチョ・ドンゴンが意地を見せる。77分、右のハーフスペースでボールを受けた原川力からの速いクロスを、頭ですらしてゴールネットを揺らした。

 このまま勝ち切りたいC大阪は、山村和也を投入して守りを固める。

 結局試合は2-1で終了。熱戦を制したC大阪がリーグ戦2連勝を飾った。