セリエA ミラン

ミラン、ガットゥーゾ監督と2021年までの契約延長発表「この仕事に誇りを感じる」

 ミランは日本時間5日深夜、現在クラブを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督との契約を2021年まで延長した。6日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 ガットゥーゾ監督は今季途中からビンチェンツォ・モンテッラに替わりプリマベーラからの内部昇格でトップチーム指揮官に就任すると、昨年末から約2カ月間に渡り公式戦13試合無敗記録を作るなど、安定した戦いを披露。当初はリーグ戦で2桁順位まで落ち込んでいたチームを欧州カップ戦出場圏内の6位まで押し上げており、クラブ首脳陣も同監督の手腕を高く評価していた。

 ガットゥーゾ監督は契約延長について「私はこの仕事に誇りを感じている。(契約延長は)特別な瞬間だよ」と喜びを露わにするとともに、「ハードワークを厭わず(いとわず)、本来のあるべき位置(チャンピオンズリーグ出場圏内)を取り戻すことを約束する」とコメント。今後の戦いに向けて強い覚悟を示している。

 ミランは今週なかばのミラノダービーでスコアレスドローに終わり、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位インテルとの勝ち点差は依然として8のままである。来季CL出場へ向け残り約2カ月間、ガットゥーゾ監督の手腕が試される。