ミランはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督との契約延長を明日にも公式発表するようだ。5日、『メディアセット・プレミアム』や『スカイスポーツ・イタリア』をはじめとする複数のイタリアメディアが一斉に報道している。
ガットゥーゾ監督は昨年11月のビンチェンツォ・モンテッラ解任を受けプリマベーラから昇格する形でトップチームの指揮官に就任。就任初戦のセリエA第15節・ベネベント戦では痛恨ドローを喫し、当初は解任の可能性が取りざたされていたものの、昨年末のコッパ・イタリア準々決勝のインテル戦を皮切りに2月末のコッパ・イタリア準決勝2ndレグのラツィオ戦まで公式戦13試合無敗を記録するなどクラブの立て直しに成功。首脳陣も同監督の手腕を高く評価しており、今年3月以降は契約延長を確実視する声が周囲からあがっていた。
ミランのマルコ・ファッソーネCEO(最高経営責任者)とマッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)は現地時間5日午後ににカーザ・ミランでガットゥーゾ監督と会談を行い、その場で契約延長のサインが行われるものとみられる。果たしてミランは来季の欧州カップ戦出場権獲得を達成するとともに、かつて選手としてクラブにタイトルをもたらしたガットゥーゾ監督による“長期政権”を築くことができるだろうか。
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